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全国350の事業社による活発な番組流通。 巨大なプラットフォームを支えるSTORM®

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟コンテンツ部久保田 精一 様 中田 晃弘 様

始まりは、全国の番組を1つのサイトに集めて、自由に購入できる仕組みを作りたい。

番組の交換がテープで行われていた時代に "全国の番組を1つに集めて、各ケーブル局が自由に選んで購入できる仕組みが作れないだろうか" "地域の番組を全国で共有できれば、より充実したコンテンツを視聴者に届けられるのでは" という想いで、私たちが運営する「全国コンテンツ流通システムAJC-CMS(※)」の構想が立ち上がりました。番組を全国で流通させるために必要なフォーマット作りから始まり、2003年より自社運用のシステムで、ファイルデータでの番組交換を徐々にスタートさせました。

※All Japan Cable-Contents Management System

いち早く取り組んだ4K制作では、大容量の高速データ転送が必須の課題に。

2012年には、完全なファイルデータでの流通が可能な「AJC-CMS」が完成し、全国のケーブルテレビ事業社間で本格的な番販が始まりました。一方で、日本ケーブルテレビ連盟では、4K制作へのいち早い取り組みを行っていましたが、大容量の高速データ転送技術が必須になることは歴然で、システムの大幅な見直しに直面していました。そのことが「STORM®」の導入につながる大きなきっかけとなりました。

番組素材交換の課題も解決。営業マンと技術者にも信頼が持てました。

コンペを通してユニゾンシステムズとの付き合いが始まりました。私たちの複雑な要望を深く理解していただき、柔軟に対応できる内容が素晴らしかったです。私たちの4K制作における課題を突破してくれるSTORM®の技術は特に魅力的で、全国の放送局が使用している営放システムを持っていることにも発展性を感じました。放送業界の仕組みをトータルで把握した上での提案は、私たちにとっても心強いものです。そして決め手となったのは、コミュニケーションが円滑にとれること。私たちの意図を咀嚼できる営業マンと技術者のチームワークに信頼が持てました。

転送スピード・作業効率が飛躍的にアップ。コロナ禍で増えたダウンロードにも問題なし。

日本ケーブルテレビ連盟が運営する「AJC-CMS」へのSTORM®導入は、絶大な効果を生み、まさに業界を貫く唯一のプラットフォームが完成しました。以前のシステムと比べても3倍以上のスピード、30分番組は10分以内でアップが可能になり、操作画面の使いやすさも加わり、作業効率が格段にあがりました。おかげで、全国で加盟する350の事業社が番組交換を活発に行うことができ、経済性の向上につながりました。番組の交換数が増え、制作におけるヒントや技術力の底上げになる嬉しい効果もありました。コロナ禍においては、番販における月のダウンロード数が通常の2倍と経験したことのない数になりましたが、STORM®のおかげで全く問題なく運用ができ、質の高いサービスを提供することができました。

全国のケーブル局をつなぐ流通システムが確立。オープン化を進め業界の壁をなくしたい。

最後に

全国ケーブル流通システム「AJC-CMS」は、ほぼ全てのケーブルテレビ事業社が活用し、全国の情報を扱える素晴らしいシステムになりました。これからは、オープン化を進め、業界の壁を越えた連携で放送業界の底上げに貢献したいと思います。今後も、信頼をおいているユニゾンシステムズにサポートをいただきながら、時代とともに変化するニーズに柔軟に対応し、次の世代に確実に引き継いでいきたいと思います。

製品情報はこちら

※「STORM®」は株式会社TBSテレビの登録商標です。

※独自のUDP通信プロトコルは、株式会社TBSテレビの特許技術です。