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【2025年最新版】飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末9選を比較!選び方と導入のメリット

【2025年最新版】飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末9選を比較!選び方と導入のメリット

飲食店経営のためにキャッシュレス決済端末の導入を考えているものの、キャッシュレス決済端末がたくさんありすぎてどれを導入すればよいかわからないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末9選を徹底比較します。

費用や導入期間、入金サイクルなどさまざまな点を比較し、ご自身のお店に合ったキャッシュレス決済端末を選びましょう。

目次

飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末9選

飲食店におすすめのキャッシュレス決済端末9選を、費用や導入期間、入金サイクルなどの項目を比較表にまとめました。

端末名決済端末の種類決済手数料(最低)端末代金月額利用料(標準)入金サイクル(最短)導入目安
stera pack(ステラパック)据置型オールインワン1.98%~ (Visa/Mastercard)0円初年度無料 (2年目以降 3,300円/条件達成で永年無料)最短2営業日後約1ヶ月半~
Square Readerモバイル決済端末2.50%~ (カード)4,980円0円最短翌営業日申込み当日~3営業日
Square Terminalポータブル型オールインワン2.50%~ (カード)39,980円0円最短翌営業日申込み当日~3営業日
PAYGATE(ペイゲート)ポータブル型オールインワン1.98%~ (カード)0円 (キャンペーン利用時)3,300円 (条件により0円も可)月2回約1ヶ月~
Airペイ(エアペイ)モバイル決済端末0.99% (COIN+)0円 (キャンペーン利用時)0円月3回または6回約10日~1ヶ月
楽天ペイターミナルオールインワン決済端末2.20%~ (カード)0円 (キャンペーン利用時)0円/2,200円 (プランによる)最短翌日 (楽天銀行)約1週間
STORES決済モバイル決済端末1.98%~ (カード/電子マネー)0円 (スタンダードプラン)0円/3,300円 (プランによる)手動入金1〜2営業日最短3営業日
PayCAS Mobile(ペイキャス モバイル)ポータブル型オールインワン1.98%~ (PayPay)0円 (特別セットプラン)1,980円~ (税別)月2回約1ヶ月~
JT-VT10据置型オールインワン2.90%~ (Visa/Mastercard)0円0円月1回または月2回約2ヶ月
JMS(端末による)2.48%~ (カード)0円~13,750円0円 (SIM利用時693円)月2回または6回2~4週間

stera pack(ステラパック)

端末名stera pack(ステラパック)
決済端末の種類据置型オールインワン
決済手数料(最低)1.98%~ (Visa/Mastercard)
端末代金0円
月額利用料(標準)初年度無料 (2年目以降 3,300円/条件達成で永年無料)
入金サイクル(最短)最短2営業日後
導入目安約1ヶ月半~

stera packは、GMOペイメントゲートウェイと三井住友カード株式会社が共同で提供しているキャッシュレス決済端末サービスです。

他の決済端末とは異なり、顧客側画面と店舗側画面の両方が搭載されているデュアルディスプレイが特徴です。

これ1台でクレジットカード、電子マネーのタッチ決済、QRコード決済を含む全30種以上のあらゆる決済手段に対応できます。

stera packが飲食店におすすめな理由は、この決済手段の多さです。

多様なカード・電子マネー・QR決済を1台に集約できるため、ランチやディナーのピーク時でもレジ前の行列を減らし、回転率を上げたい飲食店に向いています。

現金管理やレジ締めの手間も減るので、ホールスタッフは接客や料理提供に集中でき、サービス品質の向上にもつながります。

また、会員証アプリ「おみせポケット」が標準搭載されており、スタンプカードの発行やクーポン配布も容易に行えるため、親しみをもってもらうための施策を行いやすくなります。

そして、クレジットカード(Visa/Mastercard)の決済手数料が、スモールビジネスプランで業界最安水準の1.98%~で利用できるため費用面でも導入を検討しやすくなっています。

通常3,300円の月額サービス利用料がかかりますが、初年度は無料です。

また、直近1年間のキャッシュレス決済額が3,000万円以上なら2年目以降も永年無料になります。

端末価格は通常70,000円~90,000円相当ですが、初期費用0円で導入可能です。

売上金は最短で決済日の翌々営業日(2営業日後)に入金され、三井住友銀行を入金先口座に指定していれば、売上金の入金手数料もかかりません(他行は1回辺り220円)。

サポート体制も充実しており、24時間365日受付のヘルプデスクや修理・交換サポート、レシートロール紙の無料発注が可能です。

Square Terminal / Square Reader

端末名Square TerminalSquare Reader
決済端末の種類ポータブル型オールインワンモバイル決済端末
決済手数料(最低)2.50%~ (カード)2.50%~ (カード)
端末代金39,980円4,980円
月額利用料(標準)0円0円
入金サイクル(最短)最短翌営業日最短翌営業日
導入目安申込み当日~3営業日申込み当日~3営業日

Squareはアメリカ発の決済サービスで、日本では三井住友カードの出資と業務提携によりサービスを展開しています。

Square Terminal / Square Readerは、テーブルまで持ち運べるコンパクトな端末でその場会計ができるため、カフェやレストランでのテーブル決済に適しています。

手持ちのスマートフォンやタブレット(iOS・Android両方対応)にBluetoothで接続して使用します。

会計時間が短縮されることで、ランチタイムの回転率アップとスタッフの移動負荷軽減につながり、人手不足の飲食店でもスムーズなオペレーションを実現できます。

また、柔軟な契約形態と迅速な入金が特徴で、特に個人経営の飲食店におすすめです。

初期費用・月額利用料・振込手数料、解約金がすべて0円で、契約期間の縛りがありません。

売上金は最短で翌営業日に入金されるため、資金繰りへの影響がほとんどありません。

審査結果は最短15分でわかり、独自の審査基準(利用実績重視)を持つため、審査に不安のある飲食店でも導入しやすいです。

Square Reader (モバイル決済端末)は、本体価格が4,980円と最安水準のモバイル決済端末です。

POSレジ機能も内蔵しており、Airレジやスマレジなど外部POSレジとも連携が可能です。

Square Terminal (ポータブル型オールインワン)は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(全42種以上)に対応し、レシートプリンターも内蔵しているオールインワン端末です。

これ1台で決済処理からレシート印刷まで完結します。

バッテリーを内蔵しているため、客席での決済や屋外利用にも対応できるポータブル型です。

ただし、他社のタブレット型POSレジとの連携はできません。

周辺機器が不要で、キャッシュドロアと併用すればコンパクトなレジカウンターとして運用できます。

PAYGATE(ペイゲート)

端末名PAYGATE(ペイゲート)
決済端末の種類ポータブル型オールインワン
決済手数料(最低)1.98%~ (カード)
端末代金0円 (キャンペーン利用時)
月額利用料(標準)3,300円 (条件により0円も可)
入金サイクル(最短)月2回
導入目安約1ヶ月~

PAYGATEは、POSレジの「スマレジ」を提供している株式会社スマレジのキャッシュレス決済端末サービスです。

オールインワン決済端末の『PAYGATE Station』は、カード決済、電子マネー決済、QRコード決済(dポイントや楽天ポイント支払い含む)など全30種以上の多様な決済手段に対応し、レシートプリンターも内蔵しています。

PAYGATE(ペイゲート)は、複数の決済手段をまとめて導入でき、POS連携による売上データの自動集計が可能なため、日々のレジ締めや売上管理に時間を割きたくない飲食店に向いています。

混雑時間帯の現金処理を減らすことで、スタッフは配膳や片付けに回せるため、客席の回転と客単価の向上が期待できます。

SIMカード挿入による通信接続に対応しており、ワイヤレスで利用できるため、ポップアップストアやイベント出店時、テーブル決済など、さまざまなシーンで利用できる利便性の高い機種です。

特に、ラーメン店など券売機型のPOSレジとマルチ決済端末を同期させられるのは、便利な機能です。

通常39,600円かかる端末代が、キャンペーン利用で無料になります。

決済手数料は個別見積もりで1.98%~提供され、事業規模や業種によっては他社より低料率になる可能性があります。

月額3,300円がかかる場合がありますが、条件によっては月額0円での提供も行っています。

全国にショールームがあり、実際に端末を見て触って試すことができます。

近くにショールームがない場合でもオンライン相談を無料で実施しています。

サポートは365日24時間対応しているため安心して利用できます。

Airペイ(エアペイ)

端末名Airペイ(エアペイ)
決済端末の種類モバイル決済端末
決済手数料(最低)0.99% (COIN+)
端末代金0円 (キャンペーン利用時)
月額利用料(標準)0円
入金サイクル(最短)月3回または6回
導入目安約10日~1ヶ月

Airペイは、株式会社リクルートが提供している店舗向けの決済サービスです。

リクルートは「Airレジ」や「ホットペッパーグルメ」など飲食店向けツールを多数提供しています。

Airペイのカードリーダー(端末)とお手持ちのiPadまたはiPhoneを連携させて使用するモバイル決済端末です。

省スペースに導入できるため、カウンターが狭い居酒屋や個人経営の小さな飲食店に適しています。

Airレジなどと連携することで注文から会計までを一元管理でき、メニュー変更やテイクアウト対応もスムーズになるため、多品目を扱う飲食店の業務効率化に役立ちます。

全71種以上の決済手段に対応しており、国内主要キャッシュレス決済にこれ一つで対応できる点も強みです。

今ならカードリーダーが無料になる『0円スタートキャンペーン』を実施しており、手持ちのiPad/iPhoneを使えば初期費用0円で導入可能です。

費用負担は決済手数料のみとシンプルな料金形態です。

COIN+決済では0.99%と業界最安水準の決済手数料で利用できます。

振込手数料は無料で、入金サイクルは三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行なら月6回、その他の金融機関は月3回と頻度が高いです。

Airレジなどのリクルートが提供する店舗支援サービスとの併用がおすすめです。

楽天ペイターミナル

端末名楽天ペイターミナル
決済端末の種類オールインワン決済端末
決済手数料(最低)2.20%~ (カード)
端末代金0円 (キャンペーン利用時)
月額利用料(標準)0円/2,200円 (プランによる)
入金サイクル(最短)最短翌日 (楽天銀行)
導入目安約1週間

楽天ペイターミナルは、楽天ペイメント株式会社が提供するオールインワン決済端末です。

楽天ペイに加え、PayPay、d払いなど主要なQR決済、クレジットカード、電子マネーなど多様な決済方法に対応しています。

楽天ペイターミナルの強みは集客力です。

インバウンド向けのAlipay+やWeChat Payにも対応しており、楽天ポイントの付与・利用もできるため、ポイント重視の来店客が多いエリアの飲食店で集客力を発揮します。

キャッシュレス決済と同時にポイントサービスを提供することで、「あと一品」の追加注文を促しやすく、客単価アップを狙うカフェや居酒屋に向いています。

Wi-Fiと4G回線(SIM対応)両方の接続が可能なため、キッチンカーなどの移動販売や屋外での使用にも力を発揮します。

QRコード決済の手数料が低め(2.95%)でコスト削減に有効です。

売上の振込口座を楽天銀行に指定すると、平日・土日祝日に関わらず、最短翌営業日に入金が可能であり、資金繰りがしやすいです。

通常38,280円の端末代金も、キャンペーンで無料提供されています。

STORES決済

端末名STORES決済
決済端末の種類モバイル決済端末
決済手数料(最低)1.98%~ (カード/電子マネー)
端末代金0円 (スタンダードプラン)
月額利用料(標準)0円/3,300円 (プランによる)
入金サイクル(最短)手動入金1〜2営業日
導入目安最短3営業日

STORES決済は、業界最安水準の決済手数料を誇るモバイル決済端末サービスです。

スタンダードプランで申し込むと、クレジットカードや電子マネーの決済手数料は最低1.98%で利用できます。

初期費用・固定費は無料で、振込手数料も無料です(売上10万円以上の場合)。

またSTORES決済は、店内飲食に加えてテイクアウトやデリバリーなどマルチチャネル販売と組み合わせやすく、持ち帰り需要が多い飲食店と相性が良いサービスです。

決済方法を増やすことで、現金を持たない若年層やインバウンド客も取り込みやすく、客数増加と会計のスピードアップを同時に狙えます。

端末はコンパクトで、かわいらしい見た目であるとの口コミがあり、オシャレな店舗にも適していると評価されています。

自動入金の場合は翌月20日ですが、手動入金の場合は1〜2営業日で入金されます。

他社のPOSシステムや、freeeやMoneyFowardの会計ソフトとも連携できるため、運営にかかる費用を大きく削減することが可能です。

最短3営業日で利用開始可能であり、迅速な導入が可能です。

PayCAS Mobile(ペイキャス モバイル)

端末名PayCAS Mobile(ペイキャス モバイル)
決済端末の種類ポータブル型オールインワン
決済手数料(最低)1.98%~ (PayPay)
端末代金0円 (特別セットプラン)
月額利用料(標準)1,980円~ (税別)
入金サイクル(最短)月2回
導入目安約1ヶ月~

PayCAS Mobile(ペイキャス モバイル)は、PayPay株式会社が提供するオールインワン決済端末です。

PayCAS Mobileはコード決済を含むキャッシュレスに1台で全47種類以上に対応できるモバイル端末として、フードトラックや屋外イベント出店など移動型の飲食業態に適しています。

レジを固定せずどこでも会計できるため、行列の最後尾で決済するなど動線を工夫しやすく、混雑緩和と回転率向上にも役立ちます。

ソフトバンクSIMに対応しているため、飲食店側でネット環境を用意する必要がなく、持ち運びが自由にできます。

PayPayの決済手数料が他社より低い2.80%~利用できる点も特徴です。

特別セットプランを利用すれば、通常78,800円の決済端末が無料になります。

月額サービス利用料1,980円(税別)が必要で、電子マネー決済に対応する場合は追加料金(1,020円税別)がかかります。

ただし、電子マネー決済の導入は任意なため、少額決済が少ない高単価な業態では、これを導入しないことで固定費を削減できます。

4年間の契約期間があり、途中解約時には16,500円~66,000円の違約金が発生する可能性があります。

JT-VT10

端末名JT-VT10
決済端末の種類据置型オールインワン
決済手数料(最低)2.90%~ (Visa/Mastercard)
端末代金0円
月額利用料(標準)0円
入金サイクル(最短)月1回または月2回
導入目安約2ヶ月

JT-VT10は、株式会社EPARKの決済代行サービス『EPARKペイメント』が提供する据置型オールインワン決済端末です。

JT-VT10は据置きと持ち運びの両方に対応できる汎用端末のため、レジでの会計とテーブル会計を併用したいファミリーレストランや大箱居酒屋で使いやすい設計です。

電子マネーやカードをタッチするだけで決済が完了し、会計時間を短縮できるため、ランチピークにおけるレジ待ちを減らし、顧客満足度とスタッフの負担軽減を両立しやすくなります。

初期費用、月額費用、レシートロール紙の追加発注が全て無料という「3つの無料」も特徴です。

契約期間の縛りがないため、いつでも解約が可能です。

VISAとMastercardを決済手数料2.90%で利用できます。

飲食店での利用が多いカード決済とPayPay決済に対応しています。

スタッフとお客様、それぞれが操作する端末が分かれているため、段差や奥行のあるレジカウンターにも柔軟に設置できます。

既に導入済みのPOSレジと個別連携開発が可能であり、スムーズな会計処理と金額の打ち間違いの防止が期待できます。

入金手数料が1回あたり550円(税込)かかり、導入目安が約2ヶ月と長いという点を考慮したうえで導入を検討する必要があります。

JMS

端末名JMS
決済端末の種類(端末による)
決済手数料(最低)2.48%~ (カード)
端末代金0円~13,750円
月額利用料(標準)0円 (SIM利用時693円)
入金サイクル(最短)月2回または6回
導入目安2~4週間

JMSは、インターネット環境や営業形態に応じた端末を0円で提供している決済端末・決済システムです。

71種類の決済ブランドに対応しており、Apple Payや交通系IC、各種QRコード決済に対応しています。

店舗に合わせた端末を4種類から選べるため、テーブル決済や店頭でのテイクアウトなど、多様な営業形態に応じることが可能です。

JMSは複数の決済ブランドを一括で導入・精算できるため、店舗数が多い飲食チェーンやFC本部が決済を統一管理したい店舗に向いています。

売上入金や手数料管理を一本化することで、本部や経理部門の事務負担を軽減し、現場スタッフは現金管理から解放され、接客や料理提供に集中できます。

導入費用・月額費用・解約手数料が0円です。

0円で導入できる端末には4年間の保証がついているため、安心して利用できます。

SIMカードを利用する場合は月額693円(税込)がかかります。

入金サイクルは最大月6回となっており、振込手数料は0円~198円と低コストです。

飲食店がキャッシュレス決済端末を導入するメリット

飲食店がキャッシュレス決済端末を導入するメリットを説明します。

  • 収益機会の損失を防ぎ、売上の向上
  • インバウンド対策
  • 回転率の向上と顧客満足度の最大化
  • 衛生面での安心感
  • 会計業務の効率化と釣銭ミスの抑止
  • 売上管理、分析、予測が可能になる
  • セキュリティの向上

収益機会の損失を防ぎ、売上の向上

顧客の決済手段に対するニーズが多様化する中で、さまざまな決済手段に対応することで、任意の決済手段が利用できないことによる顧客離れを回避でき、収益機会の損失を防げるメリットがあります。

さらに、現金決済の場合、顧客は手元にある現金の範囲内で支払い額を考えながら飲食する傾向がありますが、キャッシュレス決済であればこのような心理が比較的緩くなることから、顧客単価の向上につながる可能性があります。

特に、クレジットカード決済は支払いを先送りできるため、高単価の飲食店にとって重要な顧客層を引き付けられる効果もあるでしょう。

インバウンド対策

増え続けるインバウンド客は日本よりも高いキャッシュレス決済環境に慣れています。

外国人観光客が日本を訪れた際に困ったことの一つに「クレジットカードの利用・両替」が挙げられており、日本円への両替には手間も手数料もかかるため、キャッシュレス決済対応は必須と言えます。

WeChatPayやAliPAYなどの海外決済ブランドに対応している端末を選ぶことで、外国人観光客を取り込むことができます。

回転率の向上と顧客満足度の最大化

支払いがスムーズにできるキャッシュレス決済は、レジ待ちのストレスを軽減します。

特にランチタイムやピークタイムなど、高い回転率を求められるお店においては、会計時間が大幅に短縮され、顧客の待ち時間が短縮され、店舗の回転率が高まります。

これにより、他のお客様に接客する時間を増やすことができ、顧客満足度の向上とリピーターの増加につながります。

衛生面での安心感

不特定多数の手に触れる現金に比べ、個人が所有するスマホやカードを使用するキャッシュレス決済は、衛生面でのリスクを低減します。

特にタッチ決済やQRコード決済は、お店の決済端末に物理的に触れることなく決済できるため、コロナ禍以降も、顧客と従業員双方の衛生面での安心感を確保できます。

会計業務の効率化と釣銭ミスの抑止

現金決済のように現金を数える負担がなくなり、釣銭ミスが大幅に削減できます。

レジ操作や現金の受け渡しの際の手間と時間を削減できるため、日々の会計業務が効率化されます。

事前決済やテーブル決済など、キャッシュレス決済で支払ってもらえる仕組みを作っておくと、顧客もキャッシュレス決済を利用しやすくなるのでおすすめです。

売上管理、分析、予測が可能になる

多くのキャッシュレス決済端末はPOSレジと連携可能です。

データの蓄積と分析により、在庫量の調整や原材料発注数量の最適化ができます。

リアルタイムでデータを確認できるシステムであれば、経営戦略の決断をより迅速に行えます。

これにより、「夏の〇時はこれがよく売れるので多めに仕入れよう」など、戦略的に店舗経営を行えるようになります。

セキュリティの向上

現金の管理や持ち運びに関する盗難や紛失などのリスクを減らせます。

多くのキャッシュレスシステムには、不正利用防止の機能が備わっているため、セキュリティ面でも安心です。

また、売上が後日口座に振り込まれるため、従業員による不正対策にもなり、被害を最小限に抑えることができます。

飲食店がキャッシュレス決済端末を導入するデメリット

キャッシュレス決済端末の導入には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。

  • コストがかかる
  • 操作に慣れるためのトレーニングが必要
  • 通信エラーが生じる場合もある

コストがかかる

決済端末の導入には、端末費用や設置費用などの初期費用のほか、決済ごとの決済手数料(加盟店手数料)、そしてサービスによっては月額利用料や振込手数料といった運用コストがかかる場合があります。

決済手数料は対面決済で一般的に2%~4%程度に設定されていることが多い傾向にありますが、年々低下傾向にあります。

月商が小規模な店舗ほど、この手数料率が収益に与える影響は大きくなりやすいでしょう。

操作に慣れるためのトレーニングが必要

新しい決済端末やシステムを導入する際、従業員がその操作に慣れるためのトレーニングが必要です。

ただし、どの端末も操作性は誰にでも使いやすいように設計されているため、普段からスマートフォンを操作している人であれば障壁を感じることはないでしょう。

一方で端末やシステムの設定はお店に合わせて設計する必要があるため、導入時に手こずる可能性があります。

一度キャッシュレス決済端末の操作に慣れてしまえば、他のキャッシュレス決済端末の導入にはさほど苦労せずに済むはずです。

通信エラーが生じる場合もある

決済端末は電子機器であるため、故障や通信エラーが生じる可能性があります。

特に飲食店では、厨房機器がWi-Fiや他の通信機器に影響を与えることがあり、店内のレイアウトや端末とルーターの配置によっては決済端末がうまく機能しない場合があります。

導入時には通信状態をチェックし、端末が故障した際の対策を考えておくことが大切です。

飲食店向けキャッシュレス決済端末の種類

キャッシュレス決済端末にはさまざまな種類があり、自店舗の運用に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

端末の種類特徴利用シーン
カード決済端末クレジットカード決済・デビットカード決済などのカード決済に特化。カードを磁気スワイプしたり挿入したりして読み取る製品が多い。カード決済のみを受け付けたい店舗。
モバイル決済端末決済アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットにBluetoothで接続して使用する小型の決済端末。タッチ決済対応やPOS機能が備わるモバイルPOSもある。低コスト導入、テーブル会計、移動販売や訪問サービス。
据え置き型決済端末店舗のレジカウンターに設置して使用。有線接続・Wi-Fi接続が可能で、安定した通信環境で利用できる。レジカウンターでの会計、通信の安定性を重視する店舗。
オールインワン決済端末マルチ決済端末の機能に加えて、レシートプリンターも内蔵しているタイプ。SIMカード内蔵でワイヤレス利用できる製品もある。複数の周辺機器を置くスペースがない小規模店舗、屋外利用を検討する場合。
QRコード決済専用端末QRコード決済のみに対応した端末。QRコードステッカーやPOPを店頭に置き、顧客側のスマホで読み取ってもらう「ユーザースキャン方式」が多い。導入コストを抑えたい、QRコード決済のみに特化したい店舗。
非接触型決済端末 (NFC端末)ICカードやスマートフォンの決済画面を端末にかざして決済するタイプ。タッチ決済とも呼ばれ、非接触なので衛生的に対応できる。衛生面を重視する店舗、少額決済が多い店舗(交通系ICなど)。
マルチ決済端末クレジットカード、QRコード決済、ICカード決済、電子マネー、ポイント支払いなど、幅広いキャッシュレス決済に対応している端末。幅広い顧客ニーズに対応したい店舗。

決済端末は、設置場所や機能によって分類されます。

据え置きタイプは安定した通信環境で利用でき、紛失・盗難リスクが少ない点がメリットです。

一方、モバイルタイプ・ポータブルタイプは持ち運びができ、テラス席や移動販売に適していますが、通信環境が不安定になる可能性がある点に注意が必要です。

モバイル決済端末

スマートフォンやタブレットなどの携帯型端末にBluetoothで接続して使用する小型の決済端末です。

メーカーによっては端末が無料提供されることもあり、低コストで導入しやすいのが特徴です。

コンパクトで場所を取らないため、レジ横はもちろん、テーブル会計や移動販売にも対応可能です。

据え置き型決済端末

店舗のレジカウンターに設置して使用する決済端末です。

有線接続・Wi-Fi接続が可能で、安定した通信環境で利用でき、決済処理がスムーズに行えます。

カードから読み取った直後に暗号化するシステムで、強固なセキュリティを確保できるのもポイントです。

オールインワン決済端末

マルチ決済端末の機能に加えて、レシートプリンターも内蔵しているタイプの決済端末です。

SIMカード内蔵でワイヤレスタイプの製品を選べば、屋外でも便利に利用できます。

複数の周辺機器を置くスペースがない小規模店舗に最適です。

QRコード決済専用端末

PayPay、楽天ペイ、d払いなどQRコード決済のみに対応した端末です。

多くは、お店が用意したQRコードをお客様がスマートフォンで読み取って決済を行う「ユーザースキャン方式」を採用しています。

QRコードを店舗内に置くだけで決済できるため、導入コストはほとんどかかりません。

非接触型決済端末 (NFC端末)

ICカードやスマートフォンの決済画面を端末にかざして決済するタイプで、タッチ決済とも呼ばれます。

非接触なので衛生的であり、衛生面を重視する店舗や少額決済が多い店舗(交通系ICなど)に適しています。

飲食店向け決済端末の失敗しない選び方

飲食店で導入するキャッシュレス決済端末を選ぶ際は、以下のポイントを意識しておくことが大切です。

どのような機能や決済方法が必要かを明確にしてから選択しましょう。

初期費用と運用にかかるコストで選ぶ

コストは「決済端末の初期費用」と「運用にかかるコスト」に大別されます。

費用をしっかり比較検討し、コストを抑えつつ利益を確保しましょう。

端末費用や設置料は、キャンペーンを利用することで無料になるケースが多くあります。

運用コストの核となる決済手数料はサービスによって異なり、一般的に2%~4%程度ですが、特定の業種や小規模事業者向けにお得なプランを提供している事業者もあります。

月額料金や振込手数料が無料のサービス(Square Readerなど)を選ぶと、コストを最大限抑えられます。

オールインワン端末は月額費用がかかることが多いですが、一部のブランドで2%台の手数料で利用可能です。

初めて導入するなら、初期費用0円で始められ、導入後の負担が決済手数料のみとシンプルな料金体系のモバイル決済端末がおすすめです。

対応している決済ブランドで選ぶ

対応している決済ブランドは端末の種類によって異なります。

飲食店での利用率はクレジットカードが最も多く(79.7%)、次いでQRコード決済が多い(58.4%)という調査結果があります。

飲食店が最低限対応すべき決済ブランドは、カード決済のVisa、Mastercard、JCB、AMEXと、QRコード決済のPayPay(QRコード決済シェアの67%を占める)です。

また、インバウンド顧客が多い飲食店の場合は、WeChatPayやAliPAYなどの海外決済ブランドに対応している端末を選ぶことが、集客におすすめです。

売上金の入金サイクルで選ぶ

入金サイクルの早さは、資金繰りに大きく影響します。

特に資金に余裕がない店舗では、早めに入金されるサービスを選ぶことで、経営が安定します。

一般的には月に1回の入金が多い傾向ですが、中には最短翌営業日入金(Square、楽天ペイ※楽天銀行の場合)や、月に複数回入金(Airペイは月6回、JMSは月6回など)のサービスもあります。

携帯性・利用場所で選ぶ

端末のタイプによって利用シーンが異なります。

客席で決済できるかどうかは、サービスの質や顧客の利便性を高める上で重要なポイントです。

レジカウンターでのみ使用する場合、据え置き型決済端末やオールインワン決済端末(stera pack、JT-VT10など)は、安定した通信環境で利用できます。

テーブル会計や屋外利用が必要な場合、持ち運び可能なモバイル決済端末(Square Reader、Airペイ)や、SIM内蔵のポータブル型オールインワン決済端末(Square Terminal、PAYGATE、楽天ペイターミナル、PayCAS Mobileなど)が適しています。

業態に合っている決済手段で選ぶ

お店の業態や客層に合わせて、適した決済手段への対応を優先させましょう。

単価が高いお店や宴会が多いお店の場合、高額決済に強く、ポイント還元もメリットとなるクレジットカード決済に低手数料で対応できる端末が重要です。

カフェやランチタイムなど回転率重視の店の場合、少額決済に向いている交通系電子マネー決済や、スピーディーなタッチ決済への対応が有効です。

POSレジ・周辺機器との連携性で選ぶ

既に導入しているPOSレジや券売機、周辺機器との連携が可能かをチェックしましょう。

POSレジと連携させることで、売上管理や会計業務がスムーズになり、金額の打ち間違いなどのヒューマンエラーの防止に役立ちます。

予約管理システムや店舗アプリ、ECサイトなど、外部システムとの連携が可能かどうかも、業務効率化を図る上で重要な選択基準となります。

飲食店向けキャッシュレス決済端末の導入方法と流れ

キャッシュレス決済端末の導入は、サービスによって期間や提出書類が異なります。

クレジットカード決済のみであれば1~2週間、電子マネーやQRコード決済まで導入する場合は1~2カ月程度の余裕を持っておくと安心です。

1. 申込みに必要な書類の準備

申込みに必要な書類は、個人事業主か法人かによって異なります。

個人事業主の場合法人の場合
個人事業の開業届出書の写し登記簿謄本
本人確認書類飲食営業許可証
飲食営業許可証店舗の実態が確認できる資料(ホームページURL、メニュー、店舗写真など)

これらの書類はスマホで撮影した写真をアップロードする形で提出することが多いですが、写真がボケていたり、書類に不備があると審査が進まないため、正確に準備しましょう。

なお、Squareのように書類の提出不要で申し込みできるサービスもあります。

2.申込み

各決済サービスのウェブサイトから申し込みを行います。

申し込みフォームに従って必要情報を入力し、書類を提出します。

情報に不備があると審査に進まないため注意が必要です。

3.加盟店審査

提出された申込内容を基に、決済サービス事業者による事業者の信頼性や安全性の確認が行われます。

審査期間はサービスやブランドによって異なり、モバイル決済端末は通常3営業日以内、オールインワン決済端末は1ヶ月以上かかる場合があります。

4.端末受取

審査通過後、決済端末が店舗へ配送されます。

モバイル決済端末は審査後2営業日程度で届く場合もありますが、オールインワン決済端末は数週間かかることがあります。

5.初期設定とテスト運用

端末が到着したら、同梱のマニュアルに従って初期設定を行います。

インターネットや周辺機器への接続は通常5~10分程度で完了します。

設定完了後、実際に金銭のやり取りのないテスト取引を行い、エラーや設定の不備がないかを確認することが重要です。

6.本導入

テスト運用で問題がなければ、正式にキャッシュレス決済の受付を開始します。

なお、審査が早いサービスでは、利用開始直後はVISA/Mastercardのみ利用可能で、他の決済ブランドは順次利用可能になる場合があります。

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