当社がCTV様と共同開発を行ったFALCONが、映像情報メディア学会「技術振興賞」進歩開発賞(現場運用部門)を受賞!
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2024.5.9
映像情報メディア学会は、映像情報メディアに関する学理および、技術進歩の向上、普及を図るため活動されています。また、今回受賞した「技術振興賞」進歩開発賞(現場運用部門)とは、メディアの運用や開発、製造の現場において実用的にも優れ、顕著な効果を示した技術に対して贈られる賞です。
今回はその「技術振興賞」進歩開発賞(現場運用部門)で、当社が開発に携わったシステムが、このような栄誉ある賞を受賞することができたことを、大変嬉しく思っております。
◆自動ワイプ編集アプリFALCONの概要
「自動ワイプ編集アプリFALCON」は、AIによる顔認識と画像処理を用い、出演者の顔を自動で画面の中央に固定することで、ワイプ編集の作業負荷を減らし短時間での編集を可能にしています。
「自動ワイプ編集アプリFALCON」の導入により、CTV様ではワイプ編集にかかる時間を最大70%削減することが可能となりました。今後は生放送への対応や、複数人数の映像への対応など機能の拡充を図ってまいります。
※ワイプとは、番組画面の一角に丸や四角い枠を作り、その中にVTRを視聴している出演者の表情やリアクションを、VTRに重ねて表示する手法のことを指しています。
◆今後の展望
当社は創業から30年以上、放送業界を中心にシステム開発を行い、技術力を磨いてきました。今後もその技術力を生かし、放送局様の業務効率化をサポートするシステムの開発に全力で取り組んでいきたいと思っております。
本件の受賞内容に関してはこちらから↓
https://www.ctv.co.jp/company/sys-assets/pdf/press/b0qfrqzn1wjhjsq6z3kmv8tf58sk68.pdf