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SDGs(世界を変えるための17の目標)への取り組みについて​,九州大学 馬奈木俊介教授に講演して頂きました

ニュース 2021.5.18
 馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 都市システム工学講座 教授/九州大学都市研究センター長・主幹教授)
 ユニゾンシステムズはSDGs経営の一貫として、九州大学主幹教授で九州大学都市研究センター長の馬奈木俊介氏をお招きし、SDGsへの取り組みについて講演して頂きました。 
 馬奈木教授は、豊かで持続可能な経済・社会を評価する新たな評価軸である「新国富指標」に関する研究の第一人者であり、今回の講演では「SDGs代表として新国富指標を高める政策にパラダイムシフトを図り、将来の世代に引き継ぐ。地域の経済の持続可能性を担保し、人々を幸せに」をテーマに、様々な活動や事業についてご紹介頂きました。 

 イベントは4月23日に開催したユニゾンシステムズ全社会議のメインプログラムとして実施し、会議室に簡易スタジオを設営しオンラインによるライブ配信形式で行いました。
 海外からのエンジニアも含めた若手社員とのトークセッションなども実施し、SDGsや新国富指標に関する知見を深めることができました。

 


■馬奈木俊介氏 略歴
 九州大学大学院工学研究院 都市システム工学講座 教授
 九州大学都市研究センター長・主幹教授 
 九州大学大学院工学研究科修士卒、米国ロードアイランド大学大学院博士課程修了(Ph.D.(経済学博士))
 米国サウスカロライナ州立大学ビジネススクール講師、東京農工大学共生科学技術研究部助教授、横浜国立大学経営学部准教授、東北大学環境科学研究科准教授を経て、2015 年より九州大学大学院工学研究院都市システム工学講座教授。経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェローを兼任。 国連「新国富報告書 2018」代表、国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」代表執筆者、国連「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)統括代表執筆者、OECD(経済協力開発機構 貿易・環境部会)副議長、2018年・世界環境資源経済学会共同議長、ドイツ・The Helmholtz Alliance ENERGY-TRANS 特別教授、英国・リーズ大学チェーニー上級フェロー、豪州 QUT 客員教授、仏・ISEG マネジメントスクール客員教授、慶應義塾大学特別招聘助教授、東京大学客員教授などを歴任。 
 馬奈木俊介研究室:http://www.managi-lab.com/

■新国富指標
 国連持続可能な開発サミットの採択したアジェンダでは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs) として2030年までに達成すべき目標が示されていますが、新国富はその評価指標として目されています。
 新国富は、ノーベル経済学賞の受賞者である故ケネス・アロー教授やケンブリッジ大学のダスグプタ教授によって経済学上望ましい指標として開発されました。環境や教育,経済インフラなど、さまざまな要素を金銭的な価値に換算して総合的に経済の豊かさを測ることを目的としています。
 経済が同じだけの豊かさを経年で保持し続けているかを通して経済・社会の持続可能性を検証できることから、特に注目を集めている指標です。