【クラウド営放】
ついに営放システムのクラウド化を実現!
放送局関係
2023.10.2
システム概要
放送局の基幹システムの1つである営放システムをクラウド環境へ移行しました。
本システムを開発するに至った背景
営放システムは、局内にオンプレミスハードウェアで構築、運用されてきたため、
その維持管理を行う上で、以下のような課題がありました。
- ハードウェアの保守サポート終了に伴って、定期的に多額の設備投資が発生する。
- ハードウェア障害が発生した場合に備えて予備環境を用意しなければならず、ハードウェアの購入費用が非常に高額となる。
- 局内設備の運用監視を行う要員が必要となるが、人員確保が困難である
導入メリット
本クラウド上で営放システムを稼働させることにより、以下のメリットがあります。
- ハードウェアの保守サポート終了に伴う多額の設備投資が不要となる。
- 万が一、ハードウェア故障が発生した場合でもクラウドサービスの機能により即座に復旧が行われるため、予備環境を維持するための費用を削減することができる。
- クラウド事業者によってハードウェアの運用監視が行われるため、放送局側で運用監視のための人員確保が不要となる。
- 必要に応じて柔軟かつ迅速に、サーバーの増設や既存サーバーのスペック増強(CPU、メモリ、HDD)などのリソース拡充が可能となる。